こんにちは、「40代経営者の日常」ブログへようこそ。
今回は、経営者として会社を動かしながら、家族との時間をどうやって確保しているのかについて、私の実体験をもとにお話しします。
「家族か?仕事か?」と聞かれたら、昔の私は…
30代の頃、経営者として全力で会社を拡大していた私は、
正直、**「仕事が人生そのもの」**という感覚でした。
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朝から晩まで仕事。
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土日もPCを開いて数字をチェック。
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家族旅行の最中も、メールやチャットを確認。
「頑張るのが正義」「結果を出すのが家族への責任」
そんな風に思い込んでいました。
子どもからの一言で目が覚めた
ある日、出張から帰宅した私を見て、当時5歳の息子がこう言ったんです。
「あ、パパだ。今日くるの、知らなかった!」
笑顔で言われたその一言が、
なぜか心にグサッと刺さりました。
“この子にとって、私は「いてもいなくても変わらない存在」になっているのか…”
そう思った瞬間、涙が出そうになりました。
意識を変えた3つのルール
それ以来、私は自分の働き方を大きく見直しました。
以下の3つのルールを設けてから、家族との関係が驚くほど良くなったと実感しています。
① 平日夜は「19時以降はパパの時間」
たとえ仕事が山積みでも、19時を過ぎたらPCを閉じてリビングへ。
子どもと一緒にご飯を食べ、風呂に入り、寝かしつけまでやる。
最初は「この1時間半すら取れない」と思っていたのに、
やってみたら、できるもんだなと実感しました。
② 月に1回は「家族デート日」を設定
土日のどちらかを使って、家族3人での“お出かけ”を予定に入れるようにしました。
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水族館
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駅前のスパ銭
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アスレチック公園
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近所のカフェでランチ
高級な場所じゃなくても、「一緒に何かをする」だけで子どもは嬉しそうにしてくれます。
③ 仕事の「やらないことリスト」を作る
「時間がない」と言っていた頃の私は、
本当は「やらなくてもいい仕事」まで全部やっていました。
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毎日のメール確認 → 1日2回に限定
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スラック通知 → 本当に必要なチャンネルだけに設定
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会議 → アジェンダのない会議は出席しない
「やらないこと」を決めることで、「家族と過ごす時間」が生まれるようになりました。
家族の笑顔が、経営のエネルギーになる
驚いたことに、家族との時間を大切にするようになってから、
仕事へのモチベーションも上がったんです。
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子どもが「パパ、いってらっしゃい!」と元気に言ってくれる朝
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妻が「今日はありがとうね」と言ってくれる夜
これだけで、「明日も頑張ろう」と自然に思えます。
家庭と仕事は“対立するもの”ではない
以前の私は、「家庭」と「仕事」はどちらかを犠牲にしなければいけないものだと思っていました。
でも今は、家庭の安定が、仕事の土台になると本気で感じています。
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