今回は、私が40代に入ってから毎朝のルーティンを見直したことで、心と仕事の両方に大きな変化があったという話をしたいと思います。
以前の私は「朝が苦手」だった
正直に言うと、30代までは完全に夜型人間でした。
夜遅くまで仕事をして、朝はギリギリに起きて出社。
コーヒーを流し込み、メールチェックで1日が始まる。
そんな毎日だったので、朝の時間は「ただの助走」みたいな感覚でした。
40歳を超えて「体と心の変化」を感じた
そんな私も、40歳を超えた頃から、少しずつ変化を感じ始めました。
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朝がだるい。疲れが抜けにくい。
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頭がうまく働かず、午前中に集中できない。
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イライラすることが増えた。
“これはまずい…”と感じた私は、「朝の時間の使い方」に注目するようになったんです。
私が実践している“静かな朝ルーティン”
いろいろ試行錯誤した結果、今は以下のようなルーティンに落ち着きました。
① 起床時間は6:30(目覚ましは音じゃなく光)
スマホのアラームではなく、**「光目覚まし時計」**を導入しました。
自然な光で目覚めると、不思議とスッキリ起きられるんです。
② 白湯を1杯飲んでから、ストレッチ
コーヒーの前に白湯を飲むようになってから、胃が穏やかに動き始めるのを感じます。
そのあと、5分だけストレッチ。これだけで体がシャキッとします。
③ 15分の「ノート時間」
朝食の前に、ノートに以下の3つを書きます。
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今日やること(3つだけ)
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昨日よかったこと(1つ)
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今気になっていること(自由記述)
これは**「ジャーナリング」**と呼ばれる習慣で、頭と心の整理に本当に効果的です。
④ 朝食は「一人で、無音で」
家族が起きる前、テレビもスマホも見ない静かな朝食タイムを過ごします。
トースト1枚とゆで卵、ヨーグルト程度のシンプルな食事。
「静けさ」に耳をすます時間は、頭がリセットされる感じがしておすすめです。
この習慣で得られた3つの変化
1. 午前中に集中できるようになった
朝のジャーナリングで「やること」が明確になるため、
出社してすぐに集中モードに入れるようになりました。
2. イライラが減った
白湯・ストレッチ・無音朝食のおかげか、
以前よりも気持ちが安定していると感じます。
部下のミスに過剰に反応しなくなったのは、この習慣のおかげかもしれません。
3. 自分を整える感覚が持てた
「朝をどう過ごすか」が、その日1日をどう生きるかにつながる。
そんな感覚が、日々の満足感につながっています。
まとめないけど、最後にひとことだけ
40代の経営者にとって、「時間」は最大の資産です。
でも同時に、「整った心と体」もまた、大事なリソースだと思うんです。
私にとって朝のルーティンは、**その両方を手に入れるための“静かな習慣”**になっています。
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