こんにちは、「40代経営者の日常」ブログへようこそ。
今回は、私が最近ハマっている「1人旅」について書いてみたいと思います。
会社を経営しながら、家族との時間も大切にしてきましたが、
**「誰とも話さず、誰にも気を使わない時間」**が、これほどまでに贅沢だとは思いませんでした。
1人旅のきっかけは“疲れ”だった
1人旅を始めたきっかけは、正直言って「疲れ」です。
経営者として、常に判断を求められる。
家族との関係も大切にしたい。
スタッフとの信頼関係も守りたい。
趣味も、健康も、勉強も…
「全部ちゃんとやろう」として、気がつくと、頭の中が“予定と責任”でパンパンになっていました。
行き先は“静かな場所”と決めている
旅と言っても、派手な観光地や賑やかな街ではなく、
私が選ぶのはいつも「静かで、何もない場所」。
例えば…
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長野の温泉宿
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伊豆の漁師町
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山梨の古民家カフェ付きゲストハウス
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岩手の田舎の駅前にある旅館
そういった場所で、ただひたすら歩く、温泉に入る、地元の料理を食べる。
それだけの時間が、心にしみわたります。
1人旅で得られる3つのメリット
① 自分の本音に気づける
日常の中では「誰かの目」や「役割意識」が邪魔をして、
本当はどうしたいのか、自分でも分からなくなってしまうことがあります。
1人きりで、誰にも気を使わない時間を持つと、
**“あ、こういうことが本当はしたかったのかも”**という気づきが、ふと降ってくる瞬間があります。
② 情報の断食ができる
スマホもテレビも見ず、音楽も聞かず、
ただ静かな空間に身を置くだけで、情報過多で疲れた脳がスッキリします。
“何かをインプットしなきゃ”と焦っていた自分に、
「今は、ただ感じる時間でいい」と言ってあげられるようになりました。
③ 人への感謝が深まる
不思議なことに、1人になって初めて、
普段一緒にいる人たちのありがたさが分かります。
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妻の存在
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子どもの笑顔
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会社の仲間たち
旅の最中、ふとLINEが来たり、ふと誰かを思い出すと、
**“この人がいてくれるから頑張れてるんだな”**と、しみじみ感じられるのです。
持ち物はできるだけ少なく
最近は、1人旅のときの持ち物も「最小限」にするようにしています。
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スマホ(必要最低限しか見ない)
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本1冊(旅先で読むか読まないかレベル)
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スニーカーと歩きやすい服
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湯上り用の着替え
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最低限の洗面具
軽さ=心の余裕だと思うようになりました。
人と会わないと“自分”が見えてくる
旅先で誰にも会わず、声も発さず、ひたすら無言の時間を過ごす。
そんな日を過ごしたあとは、頭も心も驚くほどスッキリしています。
むしろその後、人に会うのが楽しみになる。
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話したい
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伝えたい
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感じたことを共有したい
“外に出て、誰とも会わない”という行動は、
人とつながる力を回復させてくれるように思います。
次に行きたいのは「離島」
次は、思い切って「離島」にも行ってみようかと計画中です。
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船でしか行けない場所
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電波が弱くてネットがつながらない
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宿の前に広がるだけの海と空
40代になってから、そういう「何もない贅沢」が、
いちばんのご褒美になってきた気がします。
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